こころみ学園のワイナリー見学コース [ワインの賞味期限について]

COCO FARM&WINERY
  VINEYARD&WINERY TOUR」

前回に続き、ワイナリーの見学ツアーのときに
ココファームのスタッフに質問をして聞いた話です。


『うちに10年以上保存してある、ワインがあるのですが
 ワインには賞味期限は、あるのですか?』

「常温で保存して頂ければ、賞味期限はない。
 (常温とは5度~25度のこと)
 アルコール度数が5%以上あれば、細菌は増殖せず
 ワインのアルコール度数は10%以上あるから大丈夫。」

「ワインは人間と同じくらい寿命があるのです。」
誕生した年のワインをプレゼントなんてことも
余裕で可能な訳がわかりました。



ワインセラーで保管していないので、25度以上になって
 劣化してしまった場合でも、飲んで危険はないですか?』

「酸っぱくなってしまい、美味しくないかもしれないです。
 美味しくない=危ないと考えてください。」

なるほど…  
家庭用ワインセラーがないと、温度管理はむずかしいですね。


「また、ワインはストレスに大変弱いので
 振動や衝撃によって、美味しくなくなる。
 海外旅行で買ってきたワインが美味しくなかったら
 飛行機で輸送したストレスのせいかも知れません。」

この説明を聞いたときに、「美味しんぼ」の第1話で
山岡士郎が「ワインと豆腐に旅をさせるな」と言った
セリフを思い出しました。

輸入ワインなど管理された状態で輸入されてくるものは
振動によるストレスも当てはまらないと思いますけど。



 イメージ 1

ココファーム・ワイナリーで購入したワイン
(床下収納庫に瓶を横に寝かせて保存。)

劣化して美味しくないワインを飲んだとしても
お腹は壊さないみたいなので、記念にとっておきます。

2003年の赤ワインは、飲むのを忘れていただけなので
これは長期保存の実験用にしよう♪


ググッてみて見つけた酒屋の人の話です↓

基本的に、ワインと焼酎・ブランデー等は寝かせるほど美味しく
なりますよ。ただ、日本酒は~1年未満が美味しい期間かな。
ワインの寝かせれば美味しくなるとは、一定の温度で保管されて
いればの話です。
冷蔵庫にしばらく入れてて、今度は室温で保管…となるとビンの中で
ワイン自体にダマ(分裂)ができたりして美味しくありません。
ずっと室温なら室温、冷蔵庫なら冷蔵庫…と保管されていれば、
美味しく召し上がれると思います。
陽の当たらない床下収納庫などが良いでしょう。
赤ワインならさらに渋みが出て美味しく召し上がれると思います。