2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

渡良瀬川 南猿田の富士講碑

旗本領であった南猿田村は明治8年(1875)塩嶋村・神明村などと合併 して梁田郡福富村となる。 明和8年(1771)に南猿田河岸が出来て栄えた村であった。 渡良瀬川河川改修により移築した鎮守の八幡宮境内には、地区内に あった小祠などがまとめられている。 …

渡良瀬川 北猿田の余談

天明の災害 水運関係者にとっての火山の恐怖とは、天明3年(1783)浅間山の噴火だろう。足利でも数日にわたって砂が降り、昼も暗く、田畑が埋まったという記録がのこる。砂が降るという天変地異と天明飢饉、利根川の河床上昇による洪水など災害が続いた。渡…

渡良瀬川 北猿田の話し

北猿田河岸にあった石灯篭がJR足利駅に近い伊勢神社の境内にある。 嘉永2年(1849)に、河岸問屋「問忠」が建てたもの。 竿には安全と繁盛を祈願した三柱あり。 「大杉大明神・天照皇大神宮・金毘羅大権現」 大杉大明神と金毘羅船々シュラシュシュシュの…