定額山 善光寺 (足利市の廃寺)

この日は足利市内にある、3ヶ所の織姫神社の前を通りながら
善光寺見物に・・・    
           (織姫神社は知ってるだけでも市内に4ヶ所あり。)


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定額山 善光寺といえば、七年に一度の御開帳でたいへんな賑わいですね。

信州・甲府と共に、日本三善光寺の一つだったと云う、
足利市松田町の定額山 善光寺には、今日も人っ子ひとりいません。

今回は二度めの訪問ですが、立派な山門と仁王像をはじめて見た時は
不思議な感覚を覚えて、ちょっと驚きました。 

 江戸中期の建築。(近年修復済み)


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明治7年の廃寺まで、足利地区では珍しい黄檗(おうばく)宗の
お寺だったそうです。



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金属製の擬宝珠は(玉ねぎ)よく見かけますが、江戸時代らしく木製です。


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朱塗りの鮮やかな仁王門だったのでしょう。
塗料の染み込み易い部分には、その名残が見て取れます。

これらの建築物を見ていると、20~30年でも数多く建て替えられている
現代の家は、便利で・使いやすい 自動販売機の様にも思えます。

この日は近くの射撃場の銃声と、小鳥たちが鳴く声だけが響いていました。

このお寺には、五代将軍 綱吉が植えたと伝わるシダレ桜があるので
来年は、桜の咲く季節に来て見ようと思っています。